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令和3年度 会長挨拶
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令和3年度 一八会42代会長を務めさせていただく瀧元一でございます。
一八会は、昭和55年に姫路商工会議所の下部組織として発足した団体で、相互扶助の精神に基づき、次代をになう若手経営者の資質の向上をはかることを目的とした活動を行っております。 昨年度は日本においても新型コロナウイルス感染症の拡大という極めて大きな災禍に見舞われました。姫路市に於いても感染者が増加し、経済活動が自粛され、我々の会社も大きな影響を受けました。
感染防止のため一八会においても思うような例会が開催できませんでした。今年度も引続きコロナ禍での船出となります。今年度は会員の安全を最優先に考えつつ、この様な時だからこそ経営者が積極的に勉強できる場を提供しようと考えております。また、これまで活躍された先輩諸氏のおかげで今日があることに感謝しながら、今後も当会並びに会員企業の益々の発展、革新を目指し会員一同邁進してまいります。そのためにも、一八会の特徴の“1業種1社であること”と、“会員定数最大40名の少人数”を強みとして活かし、会員同士の相互扶助の精神の下、本音で語りあえる、より良い例会を企画していきます。
事業趣旨
一八会では経営に関することをテーマに月1回の定例勉強会を開催し、さらに年1回の宿泊研修会を実施しています。 今年度は年間メインテーマを『 信じて任せる 』としました。
私は経営者として事業を続けている今、自分に何かあったら、この事業はどうなってしまうのかと不安です。 雇用を守り、得意先・仕入先に迷惑をかけないように、会社を残していきたいですが、自分の命は永遠ではありません。 経営者が急に事故や病気で亡くなることはあるでしょう。 また、現在の事業内容も時と共に陳腐化し、稼げる仕組みも後何年持つか分りません。 承継する価値の無い会社は淘汰され消えて行きます。 自分が生きている間に、承継する価値のある会社にすることと任せられる後継者を作ることが必要です。 後継者選定はすぐには難しいですが、残った人で会社を続けられる様な仕組みの構築は急務です。 儲ける仕組みを構築し、利益率を上げ、企業価値を上げる。 これらについて学ぶ一年にしたいと考えています。