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2019年度 会長あいさつ
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平成31年度(令和元年度) 一八会40代会長を務めさせていただく渡辺政雄でございます。
一八会は、昭和55年に姫路商工会議所の下部組織として発足した団体で、相互扶助の精神に基づき、次代をになう若手経営者の資質の向上をはかることを目的とした活動を行っております。
今年度は発足から40周年の記念の年です。これまで活躍された先輩諸氏のおかげで今日があることに感謝しながら、今後も当会並びに会員企業の益々の発展、革新を目指し会員一同邁進してまいります。
そのためにも、一八会の特徴の“1業種1社であること”と、“会員定数最大40名の少人数”を強みとして活かし、会員同士の相互扶助の精神の下、本音で語りあえる、より良い例会を企画していきます。そして、今年度40周年記念事業を40人で迎えられることを目指し、魅力を発信していきたいと思います。
事業趣旨
一八会では経営に関することをテーマに月1回の定例勉強会を開催し、さらに年1回の宿泊研修会を実施しています。
今年度のテーマは『ビジョン〜10年後のなりたい自分のために〜』です。
AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の普及が進んでいくなか、これからの5年や10年で日本の経営環境は大きく変化していき、既存のビジネスモデルとは異なる新たなモデルが確立していくでしょう。
そのような状況の中で、自社の強みを活かし、世の中の流れをいち早くキャッチして新しい価値創りを目指す。それこそが、企業の永続に繋がると思います。
外部環境はめまぐるしく変化します。10年後の日本がどうなっているのか、誰にも未来の確証はできません。
しかしながら、私たちの会社の未来は、私たち自身でできる限り想像し、先を見通し、導いていかなければいけません。
その力によって、10年後を変化させることができます。
これから私たち経営者がどんな方向性をもって、どんな会社にしたいのか。どんな商品を開発しているのか、どんな商品を仕入れているのか、どんなお客さんを相手にしているのか、売上や利益はどのくらいで、自分や社員の給料はどのくらいで、どんなプライベートを過ごしたいのか。
私たち経営者は、未来のイメージを何度も繰り返して、自分と向き合い、売上や利益、会社の方向性=ビジョンを明確にしておく必要があると思い、このテーマを選びました。
今年度に学んだことが数年後に振り返れるような、会社や自分にとってターニングポイントだったと思えるような1年にしたいと思っています。
本気で経営者としての勉強を楽しみたい方は、ぜひ一八会への入会をご検討ください。