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2022年度2月例会
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2023年2月14日(火) 2月例会 役員講師例会
姫路商工会議所 605会議室
リスクマネジメントとして謝罪について考える
「怒り(イカリ)」から「理解(リカイ)」に
例会担当幹事:北浦・堀・柳川
2月例会は、北浦会員・堀会員・柳川会員により「謝罪」をテーマにワークショップ及び座学を行いました。
開会に先立ち、永田会長より挨拶があります。
人の命について考えさせられる出来事があり、改めてどう生きるかについて
の話がありました。
表会員にお子様(男の子)が誕生され会からお祝いがありました。
北浦会員から例会の趣旨説明として過去に起きた事例や、自身の実体験などを踏まえ、謝罪の重要性について述べられました。
はじめは堀会員の進行による、AからEの5チームに分かれてのワークショップです。
一つの謝罪事案を設定し、どのように謝罪するかをチームで考え、実際に謝罪を実演しました。
各チーム、謝罪する内容について意見が飛び交っていました。
まずは丸尾会員・瀧元会員による発表です。
柳川会員が被害者役となりオーナー役の丸尾会員が自宅に訪問して謝罪するという設定です。
お芝居とはいえ、やはり怒っている相手に謝罪するということは難しいようです。
続きましてオーナー役に小西会員がなり謝罪の発表です。
こちらも、謝罪の言葉がなかなか続かず悪戦苦闘していました。
謝るということがいかに難しいかを体感していただきました。
続きまして北浦会員による座学です。
「謝罪とは何か」について掘り下げます。
怒りを知ることから始まり謝罪の定義、謝罪の成功まで説明がありました。
次に、謝罪を成功に導くための6つのステップとして事態の整理の仕方、原因究明・再発防止策の検討、直接謝罪に行く際の注意点等、より具体的な謝罪の方法について説明がありました。
後半、再びワークショップです。
前半と同じ題材のもと再び謝罪の実演をしました。
座学で良い謝罪とは何か勉強した後なので、チーム内で検討している内容もより具体的になり謝罪の実演も期待できます。
最初は砂村会員・橋本会員による発表です。
座学を踏まえ検討しましたが、被害者役の柳川会員も毎回違う対応なのでオーナー役の砂村会員も苦戦しておりました。
次は中里会員・渡辺会員・加藤会員の3人体制による発表です。
途中笑いも起きましたが、三者三様さまざまな対応が見られるチームでした。
最後に川口会員・八杉会員の発表です。
職業柄、謝罪する場面が多い川口会員、終始落ち着いた対応をされた印象でした。
短い検討時間でしたが各チーム熱心に取り組まれ充実したワークショップでした。
ここで担当幹事3人による良い謝罪の模範解答のビデオを上映しました。
最後に柳川会員による平時の準備の説明がありました。
謝罪を未然に防ぐための方法として、危機管理チェックリストの作成、謝罪訓練、コンプライアンス研修さらにはグッドコミニュケーションとして日頃の人間関係の重要性を説明しました。
謝罪をいかに自社の成長につなげられるかというテーマのもと参加者全員真剣に座学、ワークショップに取り組んだ例会となりました。