2022年7月12日（火）　7月例会　講師例会
姫路商工会議所　605会議室
「企業経営と人間学」　講師　：　令和人間塾・人間学lab　理事長　竹中 栄二氏
例会担当幹事　：　大久保・北浦

7月例会は講師に令和人間塾・人間学lab　理事長　竹中 栄二先生をお招きして
「如何に、品格を高めるか！」と銘打って、前半は先生に講義して頂き、
後半は少人数のグループに分かれてワークショップを行いました。

開会に先立ち、会長の永田より挨拶があります。

講師例会ということもあり、締まりのある内容の挨拶でした。

講演の前半では実は姫路は江戸時代より朱子学（人間学）が盛んに学ばれており、
戦後、歴代総理の指南番であった安岡 正篤先生やその弟子にあたる
伊與田 覚先生とも非常に深い縁がある日本における人間学の最先端をいく地であると教えて頂きました。

次に儒教の経書（四書）の一つである「大学」の一説を声に出して読む素読（そどく）を会員全員で実践。
この素読というものは政財界で歴史に名が残る様な偉大な方々も子供の頃より毎日されてきたそうで、
これを声に出して読むことだけででも自然と品格が高まっていくとのこと。
皆で読むことで背筋が伸びる思いがしました。

品格とは「面に見われ背に盎る（あふる）」（自身に満ち溢れ、背中に現れる）
その構成要素は「徳・教養・礼節」であり、
それらの要素を各々高める方法を非常に分かりやすい言葉と説明で講義して頂きました。

後半のワークショップでは「私の私淑する人物、私の理想とする人物像」と「私を支えてくれた箴言、金言」、
2つのテーマで各々に人物であったり言葉であったりを書き出して頂いてグループディスカッションを行いました。
それぞれに思い入れがある話が聞くことができて参考にもなり、お互いを知る機会にもなったと思います。

「縁尋機妙（えんじんきみょう）」と「多逢聖因（たほうしょういん）」という言葉を頂きました。
縁を大事に活かして参りましょう！

講演の最後に竹中先生に総括をいただきました。

講演後に前田会員より謝辞が送られました。

当会会員　本田商店の大吟醸 『米のささやき』 が贈られました。

7月例会は終了となりました。
新型コロナウイルス第7波の前に例会を行うことができました。
これからも感染対策を整えながら例会活動を行っていきます。