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2018年12月例会

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2018年12月11日(火) [会員講師例会]

伝統を守る為に改革する決断

会員講師:表瓦株式会社 代表取締役 表宏明、

                :リバシィ株式会社 代表取締役 前田雄一郎氏

担当幹事:表宏明・三宅信輔


様々な業種があつまる一八会の中でも特に伝統産業と言われる業種が
「瓦」と「畳」です。どちらも1000年以上前から日本に存在しており、
住宅がある限り仕事がなくなる事はないと思われていた業種ですが、
住宅様式の変化によって新築住宅で採用される事が減ってきました。
しかし業界の規模が縮小傾向にあってもやり方次第で業績は伸ばせるはず!

そんな思いで12月例会「伝統を守る為に改革する決断」を企画しました。

15年前に父が経営する表瓦株式会社に入社し5年前に事業承継した表と、
同じく15年前に畳業界で創業した前田会員の2人がどのように伝統産業と
言われる業界の中で業績を伸ばす為の決断をしてきたのかを発表しました。

 

益田会長の挨拶で12月例会のスタートです。

 

そして例会担当であり前半の講師でもある表が例会の趣旨説明を行いました。
今年度の最高出席率との事で会員の前で話す事による緊張感が凄かったです。

 

まず前半は表が瓦の伝来から瓦業界の業態やこれまでの自社の事業内容、
事業承継してからの5年間で取り組んできた事などを発表しました。
9月・10月のプレゼン例会を活かして分かりやすく聞きやすい話をしよう
と準備したものの、話が単調になり過ぎてしまいました。

 

表の発表の後は前田会員にバトンタッチです。
畳業界と瓦業界の共通点や問題点などの話を皮切りに創業する前に在籍して
いた会社の話や畳業界の話、創業した時の思いなど時に笑いを交えながらも
興味深い話が続きます。

 

事業規模が縮小している業界だからこそ、他にライバルが参入してくる事もない
のでチャンスだ!創業を決断して実際に業績を伸ばし続けてきた前田会員の話に
は説得力があり、常に次の一手を模索している姿勢に聞いている方も引き込まれ
ていきます。
業歴が長い会社ほど長く続けてきたやり方に疑問を持てなくなる事が一番の問題
点かもしれません。

前田会員の発表の後はグループに分かれて「それぞれの業界の変化と改革」と題
していてグループ討論して頂きました。30分があっという間に感じられるほど熱
のこもった討論が繰り広げられました。

商売は時代に合わせて変化していくもの。そんな当たり前の事も長く続けていると
分からなくなる事があります。この例会で少しでも自社や業界の変化に気付く事が
出来たら幸いです。

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