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2022年2月例会 視察研修
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2022年2月18日(金)2月例会 視察研修
講演:兵庫県立先端科学技術センター
工場視察:株式会社KADO
講師 株式会社KADO 代表取締役 倉谷泰成 氏
2月例会は視察研修として、株式会社KADOの工場視察と同代表取締役の倉谷社長に事業説明と倉谷社長の一風変わった遍歴と「信じて任せる」組織作りについてお話を頂きました。
姫路駅南口ロータリーからバスに乗って出発です!今年度は新しく「あすか観光」さんにお願いしております。
コロナ対策もばっちりな車内でまずは会長挨拶から今回の視察研修は始まります。
1時間程度で講演会場となりますたつの市の兵庫県立先端科学技術センターに到着。
第1部講演「株式会社KADO 事業説明会」
ヨットの製造から始まり、日本を代表するカーボンをはじめとする先端複合材料の研究開発メーカーへ、そして今では最先端のロボット駆使し、1月例会で川崎重工業(株)の真田理事に講和して頂いた中のロボットを活用するための「システムインテグレーション」も株式会社KADOでは行っており、日本だけではなく世界で活躍されているお話が聞けました。
そして、工場へ移動して株式会社KADOの「システムインテグレーション」を形にするべく、試作段階のロボットラインを視察させて頂きました。
産業分野だけではなく、食品分野の試作ラインもあり、目の前で動くロボットに参加者たちは興味津々で覗き込んでいました。
※残念ながら写真撮影は禁止ですので、画像はありません。
工場視察後、再び兵庫県立先端科学技術センターに移動して
第2部講演「倉谷泰成の遍歴と『信じて任せる』組織作り」
最先端の技術を持つ株式会社KADOを率いる倉谷泰成氏、10年付き合いのある私もかなりの高学歴と思っておりましたが、本人曰く「私小卒ですよ!中学2年から学校行ってません!(笑)」・・・おもしろすぎる。ぜひ一八会会員に話して欲しい!と第2部の講演内容としてお願い致しました。
・小学校での悩み
・中学1年で登校拒否になり、ヨットハーバーに入り浸り生活
・良い大人たちとの出会い
・「仕事」の意味を知る
・「お金を稼ぐ」意味を知る
・ヨット作りの最先端の技術習得のため16歳で単身ニュージーランドへ
・帰国後20代前半でアメリカズカップ「NIPPON CHALLENGE」のリーダーに
・26才で独立
・倒産の危機から一発逆転
・宇宙航空研究開発機構「JAXA」やホンダが出来なかったことをやってのける
などなど、書ききれないほどの面白い内容を話して頂きました。
「信じて任せる」については、「信じて任せる」とは途中段階までで、最後きちんと整えるのが、「社長の仕事」ということでした。
講演終了後は三日月にある中華料理「春」にて、倉谷社長を交えて昼食をとり、心もお腹もいっぱいになって姫路に帰って参りました。
最後に、今回時間の都合で聞けませんでしたが、人材育成の話を事前打合せの時に話して頂いております。
「人を育てるということは、ロボットのプログラミンごと同じですね。言われない(入力しない)と動かない、言われたこと(入力したこと)を実行する。それぞれに合った入力をする。出来なかったら入力した内容が悪くて、それは入力者(社長)が悪かったってことでしょう・・・結構難しいですけどね(笑)」
報告:2月視察研修担当 渡邉陽介(会計)