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2020年2月一八会発足40周年記念事業
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2020年2月18日(火) [周年事業]
一八会発足40周年記念記念講演
『獺祭の世界戦略と10年後のビジョン』
講師:旭酒造株式会社 会長 桜井博志 氏
いよいよ開催となりました、一八会発足40周年記念事業!
一八会では、10ヵ月前に周年実行委員会を立ち上げ、周年委員と今期役員との合同で準備を進めてまいりました。
記念講演会を無料のオープン講演と定め、今期のテーマ『「ビジョン」~10年後のなりたい自分のために~』にのっとり
また、40周年を会員数40名、集客400名で迎える事を目指し、会員全員が一丸となって当日を迎える事ができました。
会場をご覧ください、400名以上のご来場を頂きました。当日、足を運んで下さった皆様には心よりお礼を申し上げます。
それでは開演の辞としまして、一八会第40代会長渡辺政雄よりご挨拶です。
来場者の皆様へ、本日に至る経緯、これから始まる記念講演の内容等を、ユーモアを混ぜながら興味を掻き立てるようにお話頂きした。
それでは記念講演の講師のご紹介です。「奇跡の酒 獺祭」の蔵元であります旭酒造株式会社 代表取締役会長 桜井博志氏をお招き致しました。
本日の講演会テ-マは『獺祭の世界戦略と10年後のビジョン』です。
第一幕といたしまして、桜井会長から60分間のご講演を頂きました。
ご自身の事業承継の話から、社長就任直後の経営の苦境、失敗の連続の逸話、獺祭誕生から現在へ至る事業発展の成功の経緯、
杜氏制度を廃止し社員による酒造りに辿り着くまでの歴史、そして現在取り組んでおられる海外事業の展望から投資にいたるまで
ひとつひとつ非常に丁寧に、優しく、率直にお話を頂きました。
特に印象的だったのは、「失敗を誰よりも多くしてきた」という自負と、その自負される事ですら、当時の様々な環境がご自身にとり
「失敗をしやすく許される環境だったから」「馬鹿だから」と謙虚に語られる姿勢でした。
講演に続きまして、第二幕と致しまして弊会の渡辺会長、この度、周年実行委員長を務めた藤永慎太郎と、桜井会長の3名による
トークセッションを開催致しました。
「本音を語れる会」をモットーに、経営論のみならず、家庭、趣味、など人生観までも踏み入って語り、磨き合う一八会でしか出来ない
講演会を、との想いから弊会の2人が入念に準備した質問を、桜井会長に投げかけます。
3人のトークセッションの輪は、現社長をお勤めのご子息との関係から、承継の考え方、また社員雇用の考え方やその仕事のあり方、
今後の「AI時代」に対してデジタルとアナログの大切にすべき境界線と経営判断の捉え方、そして今後の桜井会長の「夢」にいたるまで
多岐にわたり話の花が開き、講演とは一味違った桜井会長の語り口調も聞けた、あっという間の30分間でした。
トークセッションが終了し、弊会を代表して平田会員が謝辞を述べます。
桜井会長との講師控室での出来事等を交え、本日の感謝と感動を伝えて下さいました。
桜井会長のご退場です。
海外出張を翌日に控え、大変お忙しい中、素晴らしいご講演を頂き本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
最後に、藤永委員長による閉会の挨拶です。本当に永い間、この周年事業への想いを持たれ、準備を重ねられて迎えた閉会の辞を
喜びと感謝の気持ちをお伝えになられました。本当にご苦労様でした。
続きまして「一八会発足40周年記念パーティー」へと場を移させて頂きました。
渡辺会長に開演のご挨拶を頂き、この一八会発足40周年を記念いたしまして姫路商工会議所様へ記念品を贈呈させて頂きました。
贈呈致しました「傘立て」は姫路商工鍵所の入口に設置いただく事となりました。
続きまして、姫路商工会議所 会頭 齋木俊治郎様よりお祝いの言葉を賜りました。
引き続き、乾杯のご発声を姫路商工会議所で事務局長を務めらる浅田敦之様に頂戴いたしました。
乾杯酒は・・・もちろん「獺祭」です!
歓談の後、一八会の40年を振り返ろうという催しを、今期幹事のメンバーの司会により進めさせて頂きました。
渡辺会長が自ら段取りされた一八会の40期にわたる事業計画の資料を、周年委員全員で貼りあわせたパネルを準備しました。
各年代のシニアメンバーの皆様にご協力を仰ぎながら、歴史を振り返り、また学ぶ事が出来たのではないでしょうか。
前半と後半にわけ、40期幹事の6人は進行役お疲れ様でした!40年間の最後は、前会長益田さんが締めて下さいました。
この周年事業=2月例会で、一八会は40名となったわけですが、最後のひとりとして新たに入会されたのは
龍力で有名な株式会社 本田商店、本田龍祐君です。紹介者である大久保さんと檀上で挨拶を頂きました。
また日頃から、一八会の運営にご協力を頂いている、会議所の歴代担当の中から、担当部長であられる佐藤憲一氏と
「伝説の担当と名高い」田尻雅嗣氏のお二方に、一八会について話していただきました。
特に田尻さんからは、一八会への想いがこもった昔話が聞けて我々も大変感激をしました。ありがとうございました。
振り返りますと、準備段階から当日に至るまで、皆様のご協力を本当に沢山頂きました。そのお蔭で、本当に素晴らしい
会を運営する事が出来たと、喜びと安堵の交錯する素敵な時間でした。
いよいよ最後に、中締めのご挨拶として次期会長予定者であります濱口和也さんにご檀上頂きました。
41期、一八会の41年目の歴史を担われる立場として、想いのある締めして頂きました!
改めまして、この一八会発足40周年記念事業に関わって下さった、全ての皆様に心よりお礼申し上げるとともに
今後の、皆様のご多幸と、一八会の益々の発展を願い続けたいと思います。ありがとうございました!
・・・周年事業全ての運営を終えた後の、渡辺会長の表情です・・・
本当にお疲れ様でした。感謝。