2018年7月10日(火)　[講師例会]

グループ討論会「その決断が生死を分ける！」

担当幹事：濱口和也

経営者は常に決断を迫られています。
しかし１人で考え１人で決断する事には限界がある事も事実です。
７月例会ではコンセンサス（合意形成）ゲームを通して１つの決
断を導くためには様々な視点が必要である事を会員それぞれが実
感する例会となりました。

まずは益田会長の挨拶からスタートです。

次にコンセンサスゲームについて、担当の濱口幹事からの説明で
す。「コンセンサスゲーム」とはどんなゲームなのかという説明
から始まって、ルールや１問目となる「砂漠からの脱出」の状況
を聞いた出席者から様々な質問が飛び交いました。

コンセンサスゲームでは最初に個人がそれぞれの考えで問題に答
え、その後にグループ内で問題の解決方法について討論し、合意
形成を目指します。
「砂漠からの脱出」では与えられた１２のアイテムを使って飛行
機の墜落現場である砂漠からの脱出を目指します。

自分が選んだアイテムの重要性をそれぞれが主張していますが、
少しずつ意見の合意が出来て答えがまとまっていきます。
３５分という限られた時間の中でチームとして全員が納得した状
態で解答しないといけないので自然と討論にも熱が入りました。

３５分のチーム戦の後は答え合わせです。コンセンサスゲームで
は自チームの解答と模範解答との差が点数として計算されます。
各チームがどのような考えで砂漠から脱出したのかがよく分かり
ました。濱口幹事の解説を聞きながら一喜一憂するメンバーの姿
にいかにこのゲームに真剣に取り組んだかを伺う事が出来ました。

１問目の成績はＡチームの勝利となりました。上手くコンセンサ
スが取れたようです。
５分間の休憩の後の２問目のお題は「経営者に必要な資質とは」
です。１問目よりも短い時間での討論ですが、選択肢は８つあり
こちらも白熱した討論となりました。

これまでにはない形のグループ討論の例会でしたが、後の懇親会
の席でも最後まで例会の内容についての話が尽きる事なく盛り上
がりました。
決断の際の１つの手法としてコンセンサスが有効であるという学
びをメンバーが得る事が出来た例会でした。